スタッフ §
- 放送局: 日本テレビ系
- 放送期間: 1994年4月5日から1995年3月28日
- 企画:武井英彦
- プロデューサー:伊藤響、尾﨑穏通
- チーフディレクター:さかいあきお
- シリーズ構成:武上純希
- デザイン原案:野口竜
- 企画制作:日本テレビ、製作:東京ムービー新社
WikiPediaより
概要 §
紅拳は、冴場翔子が開発したメタルファイター「レッドバロン」を操縦してロボット格闘バトル大会に挑みます。
感想 §
ある意味で、異色作。特撮のレッドバロンのリメイク的な作品ではなく、中身は別物。特撮のレッドバロンが「正義のロボットが悪を倒す」作品なら、これは敵ロボットが必ずしも悪ではない格闘もの。ロボットを使って格闘する格闘ものであり、精神性が重視されます。だから、ヒロインの可愛さも外見よりも内面で重視されます。格闘ものは精神性を重視するのが基本であり、もちろん基本通りです。
そして、玩具の売れ行きも良かったようで、放送の順調だったようです。ある意味で素晴らしい祝福された作品でしょう。
とはいえ、そういう作品がオタク層から支持されたのかと言えばそうではなく、当時存在したNifty-Serveのアニメーションフォーラムのレッドバロン会議室で継続して感想を書いていたのは2人だけ。たった2人です。え? でも友達候補が2人もいたら立派なものだ? いえいえ、うち1人は私本人ですからその計算は成り立ちません。
実は、普段は現場のスタッフとはあまり交流を持たないようにしている私ですが、実はこのときはアニメ版レッドバロンを企画された方とお会いしています。ある意味で、1回だけとはいえ、会ってお話しする価値はあったと思います。
これもまた、アニメが最も輝いていた時代の1つの良い思い出でしょう。